飲み方別ウイスキーのアルコール度数の違い|ハイボールで飲むとどのくらいなのか

ウイスキー

ウイスキーのアルコール度数は大体40度くらいです。

もちろん種類によって多少は違ってきますが、大体37度〜43度とかそんな感じですね。

なんでウイスキーってそんなにアルコール度数が高いのか

ビールのアルコール度数が大体5%くらい、日本酒が15〜20%くらい。焼酎が25%くらいということを考えるとウイスキーのアルコール度数40%はかなり高いと思います。

これはウイスキーの造られ方による所が大きいのです。お酒には「醸造酒」と「蒸留酒」の2種類があるという記事にも書きましたが、

ビールや日本酒などの「醸造酒」は原料をそのまま発酵させて、それをそのまま飲むお酒のことです。この状態で日本酒でも大体20%くらいにしかなりません。

しかし「蒸留酒」はさらにこの「醸造酒」を蒸留(濃縮)させて純度を高めたものになりますので、自然とアルコール度数も高くなります。ウイスキーは蒸留して最終的にはアルコール度数90%以上になったものをさらに水を加えてアルコール度数を調節したものなのです。

スコッチウイスキーなどは「アルコール度数が40%以上」というふうに法律で決まっていますので最低でも40%以上になります。

ウイスキーの飲み方別のアルコール度数の比較

ストレート40%
ロック40%+氷で薄くなる
ハイボール7〜8%+氷で薄くなる
水割り10%
トワイスアップ(水で半分に薄める)20%
ハーフロック(水で半分に薄める+氷)20%+氷で薄くなる

他のお酒に比べてアルコール度数の高いウイスキーですが、アルコール度数が高いからこそいろんな飲み方ができるのが魅力となっています。

なので最終的な飲み方によってかなりアルコール度数は変わってきます。

居酒屋なのでも人気の飲み方である「ハイボール」なんかは大体7%くらいと言われています。さらに氷も入っているので時間が経つにつれてだんだん薄くなっていきます。

ウイスキーはアルコール度数が高いため、調子にのって飲みすぎると悪酔いしていまいますので、注意が必要です。

アルコール度数の高いウイスキーを楽しむコツ

合間に水(チェーサー)を頻繁に飲む

日本酒でいう「和らぎ水」のことですが、バーなどでウイスキーストレートを注文すると一緒に出てくることが多いです。要はアルコール度数の高いお酒と一緒に飲む水や炭酸水のことです。

基本的には舌に残るウイスキーの刺激をリフレッシュして味覚を戻し、再度ウイスキーを楽しみやすくするためのものですが、胃の中のアルコール濃度を下げる役割もありますので、悪酔いや二日酔いの予防にもなります。

あまりチェーサーを飲まない人も居るようですが、ウイスキーシングル1杯に対して1杯の水を飲むのがいい感じかと思います。

そもそもウイスキーは二日酔いになりにくい?

ウイスキーは二日酔いになりにくいとも言われています。

ビールなどの醸造酒は醸造する過程で様々な不純物が混じってしまいます。その不純物が二日酔いの原因になっていると言われています。

ですが前述したようにウイスキーは蒸留酒となっています。蒸留酒はその蒸留する過程でこれらの不純物が取り除かれており、結果二日酔いになりにくいと言われています。

 

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