おすすめのジャパニーズウイスキー【予算別・飲み方別】

ウイスキー
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おすすめのジャパニーズウイスキー

高騰する国産ジャパニーズウイスキー

日本のウイスキーは約10〜15年くらい前から世界的なウイスキーのコンテストで多数、金賞を受賞しています。そのくらいから世界に評価を上げ、日本でもそれが知られるようになってきたのですが。

その後、竹鶴政孝さんを題材にしたNHKのドラマと最近のハイボール人気で一気に需要が高まり、ついには人気が高すぎて供給が間に合わず販売終了してしまうケースも出てきています。。。

上記のキリンの「富士山麓」の他にも、サントリーも「知多」「白角」の販売を休止するなど、国産ウイスキーの人気はとどまるところを知らない状況です。

海外でも日本のウイスキーは人気が高く、日本旅行のお土産の定番商品になりつつあります。

そんな異常な人気と言える日本のウイスキーですが、値段の方も異常な上がり方をしているようです。。

例えば数年前だったら4000円前後で売買されていた「山崎10年」などは、現在ですと15000円くらいの値がついてしまっています。。。

本場のスコッチの方がコスパがいい?

そんな庶民ではなかなか手が出にくくなっている国産ウイスキーですが、そのせいで逆に本場のスコッチに愛飲家たちの注目が注がれているようです。

amazonのスコッチのレビューなども見てみても、「国産に何万円も出すよりも、こっちのほうが全然おいしい!」なんて書き込みが多数見られます。

私も国産ウイスキーが美味しいのは認めますが、やっぱりコスパを考えると全然スコッチなど海外産の方がお得なんじゃ。。なんて思ってしまいます。

特に3000円とか4000円クラスのウイスキーになると断然スコッチやアイリッシュ、アメリカン、カナディアンなどの方がコストパフォーマンスが高い印象があります。

2018年の1月、香港のオークションで、サントリーのウイスキー「山崎50年」が1本3250万円で落札されたというニュースが話題になりました。元々の値段も100万円とかなり高額に思えますが、それがさらに32倍以上の3250万円とは。。。

この他にも「白州12年」や「響17年」などが終売となり、今後も値段が下がることはないとされています。

もはやジャパニーズウイスキーは飲んで楽しむものではなく、高値で取引される投資対象としてみられているようにも思えます。

最近では元々ジャパニーズウイスキーの愛好家たちも価格の高騰に音を上げ、スコッチウイスキーの中で味の似ている手軽な値段のものに移行しているひとも多いそうです。

そんな今、とてもコスパの悪いとされているジャパンニーズウイスキーですが、安価に楽しめるウイスキーももちろんたくさんあります。

今回はそんなコスパのいい日本のウイスキーを紹介していきたいと思います。

 

こちらにおすすめのウイスキー100選もまとめています。

ウイスキーおすすめ【怒涛のTOP100】バーテンダー評価&口コミまとめ
売上ランキングと人気ランキングとバーテンダー個人のおすすめが合わさった当サイト独自のおすすめウイスキーランキング。世界には3000種類以上のウイスキーがあると言われています。そんな中から自分のお気に入りを探すのに役立つウイスキー100選。

安い日本のウイスキーはなぜ安いのか

平均的なクラスのウイスキーの価格は大体3000円とか4000円くらいしますよね。先程も述べた高い日本のウイスキーは安いものでも6000円とかしてしまいます。

こちらで紹介しているウイスキーなんかも上位のものは4000円〜数万円くらいしてしまいます。

ウイスキーおすすめ100選|地元のバーテンダーに聞いてみた

でもコンビニとかスーパーに置いてある安いウイスキーって700mlで1000円以下のものがあったりして「なんでこんなに安いの?」って思ってしまいますよね。

一般的にウイスキーは熟成の期間が長いものが値段が高い傾向にあります。熟成年数が長いほど、コストもかかりますしウイスキーは時間が経てばその分蒸発して無くなってしまいますので、熟成期間が短ければコストも抑えられて価格も安くなります。

スコッチウイスキーなどは最低3年熟成させないと出荷できないことが法律で決められていますが、日本のウイスキーは熟成年数などは法律などでは決められていません。基本的に最低2年は熟成させていると言われていますが、企業秘密となっていて公開はされていません。。。

実際に安いウイスキーと高いウイスキーを飲み比べるとわかるとおもいますが、やはり高い(熟成年数が長い)ウイスキーは、コクがあってすこしトロッとした感じがありやはり美味しいですよ!

気軽に飲める安い日本のウイスキー5選

富士山麓 樽熟50°

世界的な酒の品評会で金賞に輝いたこともある「富士山麓 樽熟50°」ですが、価格の割に品質がとても高く、2000円以下とは思えない美味しさだったのですが、とうとう終売になってしまったようです。

だんだんとプレミアム化するとおもいますので、お店で見つけた方は是非最後に楽しむべきウイスキーだと思います。


アマゾンでもまだ売っているみたいです。お早めに!

サントリー角瓶

おそらく今日本で一番有名で飲まれているウイスキーなんじゃないでしょうか。サントリーの角瓶です。

「角ハイ」という名称も割と一般化してきてハイボールで飲まれるウイスキーという印象です。700mlで1500円以下と価格的にも圧倒的人気のウイスキーです。

700mlで気に入れば4リットルのを買うとお得です。

ブラックニッカ クリア

安いウイスキーの代名詞とも言えるブラックニッカ クリアです。「価格の割には」飲みやすい、おいしい、と言われています。でもやっぱりストレートで飲むとパンチが足りない感じは否めません。。

ハイボールとの相性がいいのでハイボールで楽しんでいるひともおおいかと思います。

圧倒的な低価格で毎日飲むものとしては最高のウイスキーじゃないでしょうか。

これも700mlを買って気に入れば4リットルの大きいものを買うととてもお得です。

トリスクラシック

こちらも安いウイスキーの代名詞でしょう。安い日本のウイスキーといえば上記の「ブラックニッカ クリア」よりもこの「トリス」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ハイボールとの相性もバッチリで、ぼくも一時期ハマって飲んでいました。

700mlで700円台と最強のコスパぶりで、毎日のんでも財布に優しいウイスキーです。

こちらも4リットルのペットボトル版が売っていますので、気に入ったら間違いなく4リットルをゲットしましょう。

ブラックニッカ リッチブレンド

これまでの格安のウイスキーに比べて少し高いですが、その分味もしっかりしています。

同じブランドの「ブラックニッカ クリア」と比較してもこちらのほうが、コクがあって甘みが濃い感じがします。

予算に少し余裕があったり、たまには少し贅沢がしたいときなんかにはこちらに手をだしてもいいかもしれません。

おすすめの日本ウイスキー

なにはともあれまずはおすすめの日本ウイスキートップ3を紹介

1.ブラックニッカ クリア [4000ml]

2.トリス クラシック[4000ml]

 3.サントリー 角瓶[5000ml]

おすすめのサイズ(ネットで買うなら4リットルサイズ)

トップ3のサイズが全部4000ml以上なのにはわけがあります。

他のお酒も同じかもしれませんが、ウイスキーを楽しむ上でとても面倒になってくるのがゴミの問題です。。。

一般的なウイスキーって瓶で売ってますよね。まあ日本酒の場合もそうなんですが、日本酒は1升瓶があるのでまだいいのですウイスキーは700mlが一般的です。

なので頻繁にこれを買うと本当にゴミが大変なんです。

なので私はもう4000mlサイズが売っていないウイスキーは本当にたまにしか飲まなくなりました。。。だって瓶って重いし大量のウイスキーの瓶を捨てるのもなんか印象が悪いですよね。。。

さらにネットで買うと玄関まで持ってきてくれるので、とても助かります。

空きペットボトルはでかいにはでかいですが、瓶を捨てるよりははるかに楽です。

ある程度定期的にウイスキーを飲む人にしかおすすめできないですが、4000mlって以外とすぐになくなってしまいます。

主にハイボールで楽しむ方が多いと思いますが、その場合はこれに加えて炭酸水の空きペットボトルが発生しますから、ゴミ問題は真剣に考えた方がいいでしょう。

【1,000円台】おすすめの日本ウイスキー

ここからは予算別、飲み方別のおすすめの日本ウイスキーを紹介できればと思います。

まずは一番安い価格帯であろう1000円台の紹介です。

個々からはすべて標準サイズ(700ml)での紹介となります。

ブラックニッカ リッチブレンド

まずはこちらの「ブラックニッカ リッチブレンド」ですが、他にも安いウイスキーはいくつもあるのですが、この価格帯でストレートでも飲めるくらいのウイスキーだとこれになると思います。

味としてはすこし甘い印象があるのでこれと他のウイスキーをブレンドして飲む人もいるようです。

お湯で割るとふわっと香りが広がっておすすめです。

 

 

 

 

サントリー ウイスキー 角瓶

まずは定番の「角瓶」!

「角ハイボール」でもおなじみのハイボールにピッタリのウイスキーです。ハイボールなら「角」!といわれるほどみんなに愛されるウイスキーです。

ウイスキーといえばスコットランドやアイルランドなどのイメージがあると思いますが、やっぱり日本人の舌にあうのは国産のウイスキーでしょう!「男はつらいよ」の寅さんのちゃぶ台の上にあるのも「角瓶」。定番のウイスキーです。

値段もリーズナブルで手に入りやすく、毎日の晩酌にもってこいのウイスキーです。

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2.ブラックニッカ クリア

クセのないかろやかな味わいの「ノンピート・モルト(ピートを使用せず乾燥させた、ピート由来のスモーキーフレイバーのない大麦麦芽)」を、ほど良い甘味や香味成分を持った良質のグレーンウイスキーとブレンドすることで、クセのない味わいとスッキリした飲みやすさを実現しました

圧倒的なコストパフォマンスでほかを圧倒する「ブラックニッカ クリア」ですが、「ノンピート・モルト」とあるように、ウイスキーの良さと言われるスモーキーフレーバーが無い!ウイスキーです。

価格的に行っても仕方ないかと思いますが、ストレートで飲んだときの味は「、、、」なのですが、ハイボールや他のなにかで割って飲むとスッキリと飲めます。

やはり、他にもある高価なウイスキーには劣ってしまうのは致し方ないですが、王者「角瓶」に「飽きてしまった」、「他のウイスキーも試してみたい!」といった場合に選ぶといいのではないでしょうか。

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ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年

こちらも、スーパーやコンビニで見かけたことも多いのではないでしょうか「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 」!

こちらは先程の「ブラックニッカ クリア」とは違い開けた瞬間スモーキーな香りが感じられます。

昔は1万円くらいする高価なウイスキーだったそうですが、今は2000円前後で手に入るようなウイスキーで、現在はウイスキーの入門ボトルとしておすすめされています。

「ジョニ黒」という愛称も聞いたことがある人もいるんじゃないでしょうか。定番のウイスキーなので、上の2つのあとに是非試したいウイスキーです。

味の方はバランスのよいスモーキーでスパイシーな香りに少し苦味のあるウイスキー本来の鼻に抜ける香ばしい味わいです。

この価格帯では圧倒的なバランスのウイスキーかと思います。ぜひ試してみてください。

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デュワーズ ホワイトラベル

ウィスキーの消費大国アメリカでいちばん飲まれているといわれるスタンダードスコッチの「デュワーズ ホワイトラベル」。アメリカでスコッチといえばこちらのデュワーズといわれるほどのブランドです。

ウイスキーの特徴のバニラ風味があまりない、クセのない飲みやすいウイスキーです。どちらかというとナッツの風味があるといったほうがいいかもしれません。

日本ではバーテンダーの圧倒的な支持を得ているウイスキーでもあります。

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サントリー ウイスキー トリス クラシック

こちらも安価なウイスキーの代表格である「トリス クラシック」

安価なウイスキーをできるだけ美味しく飲んでもらいたいという気持ちの詰まったウイスキーなのではないでしょうか。

安いウイスキーにありがちなアルコール臭さも抑えめで、あっさりと飲める飲みやすいウイスキーです。

ハイボールにして飲むのもおすすめで、角瓶に劣らない飲みやすいハイボールに仕上がるかと思います。

むしろストレートで飲むよりもハイボールのために造られたのではないかというくらいハイボールでの飲み方をおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

といった感じではあるのですが、、、、

現在日本国内のウイスキーがとても不足しています。

ウイスキーはできるまでとても時間がかかる商品です。何年とかではなく、何十年もかけて作られるものになります。

なので今私達が10年もの20年ものと呼んでいるウイスキーは10年20年前に樽に詰められたものになります。

当たり前のことを言っているのですが、とても長い時間ですよね。。

なので、10年前や20年前には今のこのウイスキー人気を完全に予測できていなかったと思われます。。

おそらくというか間違いなくそれは「ハイボール」人気からくる原酒不足だと思うのですが、実際問題、今国内のウイスキーメーカーは原酒不足に悩まされています。

https://mobile.twitter.com/kyodo_official/status/1214439616939298816

最近ではこんなニュースが流れているように、現在日本のウイスキーメーカーは原酒を求めて世界に手を伸ばしています。

サントリーの上記の「ジムビーム」や「ティーチャーズ」で知られるビーム社の買収など、国内のウイスキーメーカーが必死になって需要に追いつかせようとしています。

そもそもおすすめの日本ウイスキーとは?

「おすすめの日本のウイスキーはなに?」

と聞かれてもまずは予算がわからないとおすすめのしようがありませんよね。

ウイスキーは何年も寝かしてその味が熟成されるものです。

なので、基本的には時間をかけて作られてたものが美味しくて、そして値段も高くなります。

その値段の方も数百円のものから数万円のもの、また超プレミアムものになってくると数千万円もする日本のウイスキーがあります。

空き瓶が数万円で売れる

さらに最近ではジャパニーズウイスキーの「空き瓶」が「数万円」でネットオークションなどで取引されているみたいです。

私も気になって調べてみましたが本当にたくさんの空き瓶が取引されているみたいです。

インテリアのアイテムなどとして使えなくはないと思いますが、この空き瓶を使って何をしようとしているのでしょうか。。。

あまり考えたくはないですが、、、ちょっとこれは勘ぐってしまいますよね。。。